1分でわかる国家試験対策
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【問題】一般臨床
大動脈狭窄症で正しいのはどれか。
1　胸痛が起こることはない。
2　聴診で収縮期逆流性雑音を聴取する。
3　心エコー検査で大動脈弁に逆流を認める。
4　動脈硬化による弁の石灰化により起こることが多い。

【解答】
×1　胸痛が起こることはない。→起こる。
×2　聴診で収縮期逆流性雑音を聴取する。→収縮期駆出性雑音を聴取する。
×3　心エコー検査で大動脈弁に逆流を認める。→認めない。
○4　動脈硬化による弁の石灰化により起こることが多い。

【解説】
1　代表的な症状としては、体を動かした時に胸の痛みを感じる狭心症、突然意識を失ってしまう失神、体動時の息苦しさや両足のむくみなどの心不全症状などがある。

2　聴診で収縮期駆出性雑音を聴取する。

3　心エコー検査によって観察する項目としては、弁尖の数、大動脈弁の動きや石灰化・癒着の程度、実際に弁が開くときの面積、弁を通過する血流速度、左心室の収縮する力や左室肥大の程度、大動脈弁以外の弁膜症の有無など多岐にわたり、これらの情報を統合して大動脈弁狭窄症の重症度を判断する。

4　動脈硬化による弁の石灰化により起こることが多い。

【引用URL】
http://www.keio-minicv.com/disease/disease3

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