【生理学】筋電図のM波で正しいのはどれか。
1分でわかる国家試験対策
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【問題】生理学
筋電図のM波で正しいのはどれか。
1 閾値はH波より高い。
2 潜時はH波より長い。
3 Ia群線維の興奮が必要である。
4 単シナプス反射回路を介する。
【解答】
○1 閾値はH波より高い。
【解説】
伸張反射(単シナプス反射)の誘発筋電図はH波である。脊髄反射路の診断に用いられる。刺激を弱いところから強めていくと最初にa群求心性線維が刺激されて、中枢神経内でシナプスを1個介して反射性に神経のα運動ニューロンが興奮し、その結果、筋が興奮してH波が記録される。刺激の強度を強めていくにつれて、M波も出現する。
M波は神経の遠心性神経(α運動ニューロン)が直接刺激されて筋が興奮するために起こる波であるので、中枢神経は関与しない。さらに刺激を強めるとM波は一層大きくなり、H波は小さくなり、やがて消失する。H波の潜時は20〜30ミリ秒、M波の潜時は数ミリ秒潜時はM波はH波より短い。
【補足】
潜時とは、刺激をうけてから反応がおこるまでの時間。
【参考図書】医歯薬出版株式会社 生理学第3版
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【問題】生理学
筋電図のM波で正しいのはどれか。
1 閾値はH波より高い。
2 潜時はH波より長い。
3 Ia群線維の興奮が必要である。
4 単シナプス反射回路を介する。
【解答】
○1 閾値はH波より高い。
【解説】
伸張反射(単シナプス反射)の誘発筋電図はH波である。脊髄反射路の診断に用いられる。刺激を弱いところから強めていくと最初にa群求心性線維が刺激されて、中枢神経内でシナプスを1個介して反射性に神経のα運動ニューロンが興奮し、その結果、筋が興奮してH波が記録される。刺激の強度を強めていくにつれて、M波も出現する。
M波は神経の遠心性神経(α運動ニューロン)が直接刺激されて筋が興奮するために起こる波であるので、中枢神経は関与しない。さらに刺激を強めるとM波は一層大きくなり、H波は小さくなり、やがて消失する。H波の潜時は20〜30ミリ秒、M波の潜時は数ミリ秒潜時はM波はH波より短い。
【補足】
潜時とは、刺激をうけてから反応がおこるまでの時間。
【参考図書】医歯薬出版株式会社 生理学第3版
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