鍼灸医学系講座 中医学理論 高齢者の生理・病理と老化メカニズム
動画説明
「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進事業」の認定を受け、 医療・介護連携型の認知症患者に寄り添う中核的鍼灸専門人材の育成を目的とした、 西洋医学系・鍼灸医学系・介護福祉系3分野連携による認知症患者対応型の動画です。
※ 講座ごとにPDFがダウンロードできます。
認知症【dementia:ディメンティア】
脳の神経細胞の脱落によって発生する様々な症状の総称で、物忘れ(記憶障害)や自分が置かれている状況がわからなくなったり(見当識障害)、会話や計算、判断力の低下(認知機能障害)などがあります。

Chapter2: 鍼灸医学系講座
鍼灸医学のサイドから認知症の人およびそのご家族を支援するためには、認知症の人の容態に応じた鍼灸による全身調整をベースとした全人的・総合的な角度からの支援が必要とされています。 高齢者の生理・病理、老化メカニズム、認知症に対する東洋医学の考え方を紹介し、標準化された手技を紹介します。

講師紹介



学校法人後藤学園中医学研究所所長、天津中医薬大学客員教授
筑波大学非常勤講師、(一社)老人病研究会常務理事
(一社)日本中医学会理事
日本と中国の国交回復後の第1期国費留学生として1974年から中国北京に留学。北京中医薬大学卒業、1982年に日本に帰国。日本の鍼灸教育への中国伝統医学(中医学)の導入、教科書の作成、医師や薬剤師、鍼灸師向けの中医学セミナーの開催、文部科学省委託事業による認知症対応型モデル教材、IT教材の開発等の活動を行っている。また中国伝統医学の真髄を広く日本に普及啓蒙するために、現在までに著書・訳書は一般書を含み30数冊にのぼる。
文部科学省委託事業成果物のご案内
平成26年度文部科学省委託事業にて開発した認知症対応型モデル教材、および平成26年度、27年度文部科学省委託事業成果報告書は下記からダウンロードができます。