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【問題】臨床医学各論
末梢性顔面神経麻痺に有効な神経ブロックはどれか。
1　顔面神経ブロック
2　上顎神経ブロック
3　浅頸神経ブロック
4　星状神経節ブロック

【解答】
○4　星状神経節ブロック

【解説】
○4　星状神経節ブロック
星状神経節ブロック(SGB)の適応は多岐にわたるが、基本的には支配領域の多くの有痛性疾患の除痛(頭痛、非定型顔面痛、頸椎症性神経根症、帯状疱疹後神経痛など)頭部、頸・肩・上肢領域の疼痛全般、特に交感神経依存性疼痛。血流増加作用による神経麻痺の改善(末梢顔面神経麻痺など)や、血行障害の改善(レイノー症候群など)交感神経緊張状態によってもたらされる病態改善(バレー・リュー症候群など) が適応となる。

1　顔面神経ブロックは顔面痙攣に適応する。

2　上顎神経ブロックは口腔内手術や眼窩下神経ブロックで除痛が得られない奥歯歯肉の痛み,こめかみの痛みに対して適応がある。

3　浅頸神経ブロックは 頸部脊椎症、頸部椎間板ヘルニア、頸肩腕症候群、外傷性頸部症候群、帯状疱疹後神経痛などに適応する。

【引用URL】
http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/analg-bl-somat.html

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