1分でわかる国家試験対策
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【問題】一般臨床
関節リウマチでみられないのはどれか。
1　リウマトイド結節
2　ボタン穴変形
3　ヘバーデン結節
4　環軸椎亜脱臼

【解答】
×3　ヘバーデン結節

【解説】
関節リウマチとは関節内に存在する滑膜という組織が異常増殖することによって関節内に慢性の炎症を生じる疾患で、進行すると関節が破壊され様々な程度の機能障害を引き起こす。
関節症状に加えて貧血や微熱、全身倦怠感などの全身症状を合併することもある。好発年齢:30〜40歳代(60歳代)、性別では女性に多く、男性に比べ5〜6倍の発症。


主な症状は関節痛、関節の腫れ、朝のこわばりなど。左右対称性に複数の関節に起きることが多く、腫れている部分は軟らかいのが特徴。皮下結節(リウマトイド結節)も認められる。90%以上の方が手足の指の関節(ボタン穴指・スワンネック変形)に症状を認め、他に膝、手(オペラグラスハンド)、肘、肩、足首なども痛みがでる。特に上肢の関節に強い傾向があり、膝、足首では腫脹や熱感なども症状として多い。手の指は、第1関節に症状が起きることはまれで、第2関節や指の付け根の関節に症状が出ることが多いのも特徴。また、第1及び第2頸椎(環軸椎亜脱臼)以外の脊柱には影響はでない。

へバーデン結節は指の第一関節(DIP)に疼痛と腫脹が認められ、水ぶくれのような嚢腫をつくることもある。
手も十分握れない。原因.は指の変形性関節症である。

【引用URL】
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000402.html

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