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【問題】臨床医学総論
胆嚢癌について正しいのはどれか。
1　女性に多い。
2　胆石の合併は少ない。
3　左季肋部痛が多い。
4　AFPの上昇がみられる。

【解答】
○1　女性に多い。

【解説】
1胆嚢癌は女性に頻度が高く(男性の1.5〜2倍)、60才代に多くみられる。
2胆嚢癌の症例には40〜70%の割合で胆石を合併する。
3心窩部痛や右季肋部痛が多い。
4AFP(α-フェトプロテイン)は、肝癌の腫瘍マーカーとして用いられ、肝炎や肝硬変でも測定値が上昇する。
AFP(α-フェトプロテイン)は、妊娠早期の胎児にみられる血清蛋白の一種。健康な成人の血液に含まれず、原発性肝癌の患者の95%の血液に含まれるため、肝癌の腫瘍マーカーとして用いられる。

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