2025年(第33回)鍼灸師国家試験 問題 153(解答・解説)

問題 1532025年東洋医学臨床論午後

次の症例について、問題153、154 の問いに答えよ。「65歳の女性。右手関節部の骨折による変形が原因で、示指と中指の指先がしびれて、母指の動きが障害されるようになった。」 最も認められる徴候はどれか。

  1. 祈祷師の手
  2. ティアドロップサイン
  3. パーフェクトOの不整
  4. フロマン徴候

解答・解説

正解:3

症候分析:
* 手関節部の変形、示指・中指のしびれ、母指の運動障害 → 「手根管症候群(正中神経麻痺)」
この病態でみられる徴候を選びます。

✕ 1. 祈祷師の手(宣誓手)
正中神経麻痺(高位)で見られますが、手関節部の障害(低位)では目立ちません。

✕ 2. ティアドロップサイン
前骨間神経麻痺(正中神経の枝)の徴候です。皮膚感覚障害は伴わないのが特徴ですが、本症例はしびれ(感覚障害)があります。

○ 3. パーフェクトOの不整(きれいな丸が作れない)
正中神経麻痺(低位含む)により、短母指外転筋や母指対立筋が麻痺すると、母指と示指で丸を作る動作(対立運動)ができなくなります(つまみ動作障害)。

✕ 4. フロマン徴候
尺骨神経麻痺の徴候です。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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