2024年(第32回)鍼灸師国家試験 問題 149(解答・解説)

問題 1492024年東洋医学臨床論午後

次の文で示す病証に対する治療方針として最も適切なのはどれか。「51歳の男性。主訴は動悸。特に食後に起こることが多い。胸悶、息切れを伴う。腹診では胃部振水音を認めた。」

  1. 血を補う。
  2. 陰液を補う。
  3. 痰湿を除く。
  4. 瘀血を除く。

解答・解説

正解:3

症候分析:
* 動悸、胸悶、息切れ → 心肺の症状にも見えますが…
* 食後に悪化、胃部振水音(胃に水がたまっている) → 「痰飲(水湿)」の停滞
* 痰飲が上逆して心肺を圧迫し(水気凌心)、動悸や息切れを起こしている状態です(胃虚による痰湿)。

✕ 1. 血を補う。
血虚の所見(顔色不良など)はありません。

✕ 2. 陰液を補う。
陰虚(熱証)の所見はありません。

○ 3. 痰湿を除く。
胃部振水音は胃内停水を示し、痰湿(病的な水)が存在することを示唆します。これが動悸の原因(痰濁擾心など)となっているため、痰湿を除く治療(去痰・利湿)が最も適切です。

✕ 4. 瘀血を除く。
刺痛や舌質紫などの所見はありません。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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