2023年(第31回)鍼灸師国家試験 問題 157(解答・解説)

問題 1572023年東洋医学臨床論午後

次の文で示す症例について、問題157、問題158の問いに答えよ。「18歳の女性。新体操の選手で毎日の激しい練習と無理なダイエットをしていたら月経が止まった。近医で、利用できるエネルギー不足が原因の運動性無月経と言われた。」同じ原因で起こる合併症として最も考えられるのはどれか。

  1. 子宮筋腫
  2. 骨粗鬆症
  3. 円形脱毛症
  4. 過敏性腸症候群

解答・解説

正解:2

「女性アスリートの三主徴(FAT: Female Athlete Triad)」に関する問題です。
1. 利用可能エネルギー不足(著しい体重減少、摂食障害など)
2. 視床下部性無月経
3. 骨粗鬆症
これら3つは相互に関連して発生します。

✕ 1. 子宮筋腫
エストロゲン依存性の良性腫瘍であり、低エストロゲン状態となる運動性無月経ではむしろ縮小傾向となります。

○ 2. 骨粗鬆症
無月経(低エストロゲン)により骨吸収が亢進し、若年であっても骨密度が低下し、疲労骨折などのリスクが高まります。

✕ 3. 円形脱毛症
自己免疫疾患などが関与しますが、FATの直接的な合併症ではありません。

✕ 4. 過敏性腸症候群
ストレスなどで起こりますが、FATの三主徴には含まれません。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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