次の文で示す症例について、問題153、問題154 の問いに答えよ。「72歳の男性。主訴は頻尿。難聴がある。トイレは我慢できるが、夜間に少量の尿失禁があり、前立腺肥大症と診断された。以前から腰が冷えてだるい。舌は淡、脈は弱を認める。」病態として最も適切なのはどれか。
- 溢流性尿失禁
- 切迫性尿失禁
- 反射性尿失禁
- 腹圧性尿失禁
解答・解説
正解:1
前立腺肥大症に伴う尿失禁の分類です。
疾患:
前立腺肥大症(排尿障害)。
症状:
夜間に少量の尿失禁(ダラダラ漏れる)。
病態:
前立腺肥大により尿道が圧迫され、尿が出にくくなり、膀胱内に尿が充満(残尿過多)してしまい、限界を超えて溢れ出る状態です。
○ 1. 溢流性(いつりゅうせい)尿失禁
排尿困難による残尿過多から、溢れ出るように漏れる失禁です。前立腺肥大症の典型的な失禁タイプです。
✕ 2. 切迫性尿失禁
急に強い尿意を感じて漏らす(過活動膀胱など)。「トイレは我慢できる」とあるので否定的です。
✕ 3. 反射性尿失禁
脊髄損傷などで尿意を感じずに反射的に漏らすもの。
✕ 4. 腹圧性尿失禁
咳やくしゃみで腹圧がかかった時に漏らす(女性に多い)。
この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。