2021年(第29回)鍼灸師国家試験 問題 141(解答・解説)

問題 1412021年東洋医学臨床論午後

次の文で示す患者に対し、八会穴を用いて治療を行う場合、膈兪とともに選穴するのはどれか。「47歳の女性。2か月前からめまいがあり、頭部MRI検査では異常はなかった。疲れやすく、風邪を引きやすい。爪の色が薄く、経血量の減少がある。舌は淡、脈は弱を認める。」

  1. 大杼
  2. 膻中
  3. 陽陵泉
  4. 懸鍾

解答・解説

正解:2

弁証:
* 「疲れやすい、風邪を引きやすい(衛気不足)」= 気虚。
* 「めまい、爪の色が薄い、経血量減少、舌淡、脈弱」= 血虚。
* 合わせて「気血両虚」の状態です。

治療:
* 気血を補う必要があります。
* 「膈兪」は「血会」であり、血を補うのに適しています。
* もう一つ、気を補うために「気会」を選びます。

八会穴の選択:
* 骨会:大杼
* 気会:膻中
* 筋会:陽陵泉
* 髄会:懸鍾

✕ 1. 大杼(骨会)
骨病などに用います。

○ 2. 膻中(気会)
気の病(気虚、気滞など)に用います。本症例は気虚を伴うため、膈兪(血会)との組み合わせで気血双方を補うことができます。

✕ 3. 陽陵泉(筋会)
筋病などに用います。

✕ 4. 懸鍾(髄会)
髄病などに用います。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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