2021年(第29回)鍼灸師国家試験 問題 138(解答・解説)

問題 1382021年東洋医学臨床論午後

スポーツ障害と罹患筋に対する局所治療穴の組合せで適切なのはどれか。

  1. シンスプリント―――――三陰交
  2. ジャンパー膝――――――足三里
  3. フォアハンドテニス肘――曲池
  4. 野球肩―――――――――雲門

解答・解説

正解:1

○ 1. シンスプリント ――――― 三陰交
シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)は、ヒラメ筋、後脛骨筋、長指屈筋などの牽引が原因で、下腿内側下1/3に痛みが出ます。「三陰交」(内果尖上3寸、脛骨内縁)はまさに好発部位(圧痛点)に一致し、局所治療穴として適切です。

✕ 2. ジャンパー膝 ―――――― 足三里
ジャンパー膝(膝蓋腱炎)は膝蓋骨下極や脛骨粗面部に痛みが出ます。足三里は脛骨粗面の外方であり、少しずれています(前脛骨筋)。局所なら膝眼や、大腿四頭筋へのアプローチが主です。

✕ 3. フォアハンドテニス肘 ―― 曲池
フォアハンドテニス肘(上腕骨内側上顆炎)は、手関節屈筋群(円回内筋、橈側手根屈筋など)の障害です。「曲池」は外側上顆付近(伸筋群=バックハンドテニス肘)の治療穴です。内側なら「少海」などが適切です。

✕ 4. 野球肩 ――――――――― 雲門
野球肩(インピンジメントや腱板損傷)は主に棘上筋や棘下筋の問題が多いです。「雲門」は鎖骨下窩(大胸筋・三角筋前部)にあり、野球肩の痛みの主座とは異なることが多いです(罹患筋との対応としては棘上筋=秉風・巨骨などが優先されます)。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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