2021年(第29回)鍼灸師国家試験 問題 131(解答・解説)

問題 1312021年東洋医学臨床論午後

過活動膀胱の患者に対する治療で、仙髄排尿中枢を介した治療穴として最も適切なのはどれか。

  1. 水分
  2. 三焦兪
  3. 腎兪
  4. 中髎

解答・解説

正解:4

仙髄排尿中枢(S2~S4)は、副交感神経(骨盤神経)を介して膀胱排尿筋を収縮させ、尿道括約筋を弛緩させて排尿を促進します(また、蓄尿期には抑制的に働きます)。
治療穴としては、このS2~S4領域(仙骨神経叢)を刺激できる部位が適切です。

✕ 1. 水分(任脈)
臍上1寸。排尿困難や浮腫に用いますが、腹部からのアプローチであり、仙髄への直接刺激ではありません。

✕ 2. 三焦兪(膀胱経)
第1腰椎棘突起下外方1.5寸。交感神経(下腹神経)領域へのアプローチとしては考慮されますが、仙髄排尿中枢ではありません。

✕ 3. 腎兪(膀胱経)
第2腰椎棘突起下外方1.5寸。L2レベルです。

○ 4. 中髎(膀胱経)
第3後仙骨孔に位置します。これはS3神経根(仙骨神経)の出口であり、仙髄排尿中枢(S2~S4)を直接刺激するのに最も適した経穴です。過活動膀胱や尿失禁の治療によく用いられます。


この解説は大規模言語モデル(LLM)を用いて作成されています。成書等と照らし合わせての学習を推奨します。

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